バンクーバーでコロナに罹ったら!?
タイトルの通りなのですが、私もヒッピー(旦那)もコロナ陽性になりました。
今回の経験が少しでも参考になればと思いそのお話を今回させていただこうと思います。
ヒッピー(旦那)が10月末にコロナ陽性になりました。
初期症状は、悪寒と背中の筋肉痛、関節痛でした。
この時点では、インフルエンザかもしれないという話をしていました。
体温計も薬もお家になかったので、私が買いに行って様子を見ることに…
1日目/2日目
悪寒・背中の筋肉痛・関節痛
3日目
症状が良くなり、コロナ検査
4日目
コロナ陽性連絡・嗅覚がなくなる
10日間の自宅隔離開始(私も濃厚接触者なので、自宅隔離)
※3日目にコロナの検査に行ったのは、最初の2日間はしんどくて、検査にも行く余裕がありませんでした。
嗅覚は、隔離が終わっても戻ってこず、隔離終了から1週間後に100%まではいきませんが、回復しました。
そして、私はヒッピー(旦那)の隔離終了日に喉に違和感が出てきました。
1日目
喉の違和感(痛い・痰が絡んでいる)
2日目
嗅覚・味覚が無くなる、咳が出始める
3日目
コロナ検査
4日目以降
陽性の連絡、10日間の自宅隔離開始
嗅覚味覚障害だけ継続中(隔離終了から3日経過)
※いつも風邪をひく時は、喉からなので、「風邪かな?」と期待していましたが、嗅覚と味覚が無くなったので、確信に変わり、コロナの検査に行きました。
☞ヒッピー(旦那)が陽性の連絡があったときに、私も濃厚接触者で検査が必要か質問しましたが、症状が出たら検査をしてくださいと指示があったので、それに従いました。
《コロナ検査》
ブリティッシュコロンビア州では、British Columbia Covid-19 Collection Centresでコロナの検査を受けることができます。予約が必要な場所や、ドライブスルーで検査を受けられる所などありますので、詳しくは、ウェブサイトでご確認ください。
https://experience.arcgis.com/experience/3862560c5a41418e9d78f4f81688e9d0
☞ちなみに、私は予約必要なところでしたが、当日予約が出来ました。
検査時間の1時間前からは飲食禁止(水を含む)なので、ご注意ください。
《どんな検査?》
唾液検査でした。
会場に到着すると、検査方法が書かれた紙・キット・問診表が渡されます。
キットには、ピンク色のチューブ(食塩水入り)と透明のプラスチックの筒にじょうごが付いたもの、ネームシールが入っています。問診票を記入してから、ピンク色のチューブを開けて食塩水を全部口に含んで、うがいをします。
喉のガラガラうがい5秒間、その水を口に含んだまま、左右頬で各5秒間ブクブクうがいを2回繰り返します(合計約30秒)。
その水を透明のじょうごの付いた筒に吐き出して、係員さんに呼ばれるのを待ちます。
呼ばれたら、その筒に蓋をして、シールに名前を書いて、問診票を渡します。
その後は、個人情報が書いたシールが渡されるので、それを大切に保管して終わりです。
☞この過程は、全部ひとりで行うので、係員さんと接触は最後だけです。
徒歩で行く方は、全部外のテントですることになるので、暖かい服装で行くことをおすすめします。車検査を受ける方は、全部車内でされてたので、一切車からおりる必要なないようです。
《陽性になったら?》
陽性の電話連絡がきました。そして、その後に、詳細質問の電話連絡がありました。
詳細質問では、いつから症状が出ているのか、どんな症状なのか、誰かと接触したか、隔離環境はどうか、いつまで自己隔離が必要か等を話しました。
☞事前に、症状の詳細や日にち等記録しておくと、スムーズに返答ができると思います。また、質問があればこの時に聞けます。
《隔離終了》
隔離期間は指定があった期間なので、それが終われば隔離は終了です。
☞隔離終了後の再検査の必要性を保健所の人から連絡があった時に確認しましたが、その必要はないとのことでした。仮に隔離期間終了後に検査に行っても、検査キットがウィルスに敏感に反応するらしく、陽性になることがあるとのことです。
(「ん?ってことは陽性のままやん」って思いましたが、これが保健所からの回答でした。)
《私の陽性で、ヒッピー(旦那)の隔離期間は延びた?》
延びませんでした。ヒッピーの隔離期間は終わったので、私がそこで陽性になっても、ヒッピーは通常の生活に戻って良いと保健所から返答がありました。
☞「え?」って私もヒッピーもなりましたが、保健所からの返答なので従いました。
結果的に、ヒッピーの隔離期間は10日、私は20日でした。
《隔離中のお話》
隔離期間中は、当然のことながら食料品の買い物もいけません。
私たちは、日頃から少し多めに食料を購入していたので、10日間は買い物せずに過ごせました。むしろ、冷蔵庫の食料の掃除をした感じです。
万が一に備え、保存できる食料を日頃から準備しておくことをおススメします。野菜は長期間保存が出来ませんが、じゃがいも・玉ねぎ・人参は傷みにくいので、常備していて良かったなと思いました。
《薬はどうしたのか?》
コロナの薬はないので、症状を和らげる食べ物・飲み物を飲んでいました。
私の場合は、喉と咳だったので紅茶にハチミツ、すりおろしたショウガを入れて飲んでいました。あと、水もたくさん飲むように心がけました。のど飴も舐めてました。
ヒッピー特製の風邪に効く特効薬も飲みました。
ブランデー・ハチミツ・レモンを少し温めて飲むというもので、普段飲まないブランデーでしたが、味覚が無い為、助かりました。飲むと、喉が温まる感覚がありました。
嗅覚はないとはいえ、ブランデーの匂いは鼻に突き刺さりました!笑
それを飲んだ日は、アルコールで酔っ払いましたが、次の日症状が和らいでました。
《味覚・嗅覚について》
味覚・嗅覚が無くなるのは、個人的に鼻詰まりで何度も経験があるので、そこまでビックリはしませんでした。
それが今は、1週間以上続いているので長いな~という感覚です。
「味覚が戻ったら食べたいものリスト」があるので、それを考えながら味覚・嗅覚が戻るのを待っています。(日本クオリティのモンブランが食べたい!)
今は、毎日少しづつ匂いが分かるものが増え、味も風味が強いものはフワッと味がしています。
《咳について》
咳は、私はめっちゃ出ました。昔、嗚咽をするくらいの咳風邪を引いたことがあったので、それを考えると今回の咳はそこまで酷くなかったです。咳も3日位で収まりました。(腹筋が6つに割れるかもしれないと思ってました…笑)
今回、結果的に家庭内感染となりましたが、ここで出た疑問がバンクーバーはルームシェアやハウスシェアがとても多く、その場合どようにしているのかということでした。
私たちは、レーンウェイハウスに住んでいます。(レーンウェイハウスは、ガレージやガレージの一部を独立のお家です。日本でいう離れのような感じです。)
なので、建物内には私たち2人しか住んでおらず、他の家族や人と共有している場所がありません。自宅隔離をして家庭内で感染しても、「家族やから仕方ない」という感覚でいられました。
「ルームシェアやハウスシェアをしていたら…」と考えるとぞっとしました。
日本のホテル療養の案は、賛否両論あるかと思いますが、この家庭内感染を考えると個人的には良いなと思いました。
どんな病気でも100%予防は難しいですが、出来ることをして予防をしていきたいな改めて思いました。また、普段健康でいられることに感謝すると同時に、「したいことはできる内にしよう」と改めて強く思いました!